自己紹介
はじめまして。主人の仕事の関係で、2人の子を連れてインドへやってきた、ことりです。
上の子は食物アレルギーがあり、日本でも食事が大変なのに海外で生きていけるのか?!ととても不安な中決意した帯同でした。
そんな不安から、インターネットで食物アレルギーのある子どもが海外で暮らしている事例を探しましたが、なかなか見つけられず。
結局見つけられないままインドにきましたが、もし同じような悩みをもっている方の力に少しでもなれればと思い、ブログをはじめました。
食物アレルギーについてだけでなく、インドでの日常や学校、観光名所などについても記録していければと思っておりますので、よろしくおねがいします。
機内食で悩む
まず、アレルギー持ちの子が海外に行くにあたり最初にぶち当たる壁といえば、飛行機の機内食。
飛行機の中でなにかが起こっても、すぐに病院へ行くことができない。という不安がとても大きかったです。
数時間なら食べずに終えることもできましたが、羽田空港からデリーの空港までの往路は10時間近くかかるので、食事タイムを避けることはできません。
食べ物をすべて持ち込むことも考え、それが可能かどうか航空会社に電話で問い合わせましたが、手荷物検査時に食べ物を没収される可能性も無きにしも非ず…というようなことを言われ、諦めました。
(当日、取られても仕方がないという気持ちでパンをもっていきましたが、それはとられることなく、機内で食べることができました。)
アレルギー対応食の存在を知る
そこで航空会社のホームページを見てみると、アレルギー対応の機内食メニューを発見!
原材料もすべて記載されている!
(ただ、確実に記載されているメニューが出てくるという確約はできないとのことです。)
見つけた瞬間、即電話して申し込みました。
そして、ホームページに記載されているメニュー表を見て、食べたことのない食品は事前に食べれるか家でチェックしました。
ターメリックやらタピオカ粉やら、いろいろ試しました。
アレルギー対応食を希望する場合には、出発3日前までに連絡をしなければならないので、その点は注意してください。
搭乗当日
当日はまず、チェックインのときにアレルギーについていろいろ聞かれました。
- 何の食べ物のアレルギー?
- ナッツアレルギーがある場合、重度はどれぐらい?
- エピペン持ち?
2の質問は、アーモンドが入っているおつまみを全員に配るため、その影響がないかを確認するためのようです。
3のエピペンについては、機内持ち込みはOKみたいです。
強制ではありませんでしたが、渡航先で聞かれたときにこたえるための医師の診断書のようなものがありますか?と聞かれました。
私は、「アレルギーがあるためエピペンを所持しています」といったような内容が英語で書かれたフォームをインターネットで事前に見つけ印刷し、主治医に書いてもらっていたので、それを見せました。
ただ、インド入国の際は必要なかったです。
アレルギー対応食を見てみよう
私たちはJALを利用したので、今回はJALデリー便のアレルギー対応機内食(往路)を紹介します。
行先によってメニューが異なりますし、往路か復路かでも異なってくるので、ホームページでしっかり確認してください。
羽田デリー間での往路は7品目アレルゲン対応食か28品目アレルゲン対応食か選ぶことができます。
また、幼児食を希望する場合は、28品目アレルゲン対応のみあります。
我が子はよく食べるので、幼児食ではなく、7品目アレルゲン対応食を選びました。
機内食が配られる前に、アレルギー対応食を頼んでいる人の座席や机に目印となるシールが貼られ、専用のキャビンアテンダントの方が配膳前に挨拶とともに原材料がすべて書かれているメニューをもってきてくださいました。
間違えて配膳されないように管理されている様子がうかがえ、安心して過ごすことができました。
そして配られたのがこちら。
事前にホームページで確認したときは、ミートボールでしたが、それがハンバーグに変更になっていました。
メニューが変わる場合があると言われていたので心配していましたが、そこまで大きな変更ではなく安心しました。
子どもはとても満足そうに食べていました。
羽田デリー間は、食事の他に1回軽食も配られます。
その軽食がこちら。
真ん中に写っているのは、タピオカぶどうパンと記載されていましたが、パンというよりはクッキーやスコーンに近いような食感でした。
アレルギー対応食の軽食はすべて甘いものでしたが、一般的に配られる軽食はサンドウィッチのようなものでした。
2回の機内食を食べ、何事もなく無事インドに到着しました。
ずっと心配していた飛行機でしたが、真摯に対応してもらえ、ありがたかったです。
機内特別食
私が今回アレルギー対応食を紹介したJALは、アレルギー対応食の他に、宗教にかかわる方への食事や健康に気を配っている方への食事など、さまざまな機内特別食が用意されています。
以前、フルーツを中心とした食事とベジタリアンヴィーガンの食事も頼んだことがあるので、そのときの写真も紹介します。
フルーツを中心とした食事
ベジタリアンヴィーガンの食事
さいごに
海外の航空会社を含め、アレルギー対応食は用意している会社とそうでない会社があります。
以前インドで国内線に乗った際に、アレルギー対応食がない航空会社だったので、息子にはフルーツミールを事前に頼んでおきました。
機内食に何かしらの不安がある方は、事前にしっかり調べて飛行機の予約をすると安心だと思います。